チタンクッカーを勧めない5つの理由

クッカーには大きく分けてアルミクッカーとチタンクッカーがあります。私は様々なキャンプギアや登山用品を軽量化してきましたがクッカーに関してはアルミ性が最強であると感じております。チタンクッカーを手放した理由等含めおすすめしない理由を紹介します。

この記事で分かること
  • 理由1:米が炊けない
  • 理由2:フライパン型の使用用途がほぼない
  • 理由3:高価
  • 理由4:意外とアルミと重さに差がない
  • 理由5:見た目ではアルミかチタンかはほぼ分からない
  • チタンクッカーで出来ることとおすすめな人
  • まとめ

理由1:米が炊けない、煮物も焦げる、

チタンクッカーは深型の物が多い為米を炊けると思ったら間違いで米を炊くとほぼ100%焦げます。熱伝導率が悪いのでクッカーの底が温まってきても上部は冷たく温度差があり米はうまく炊けません。同様の理由で煮込みも底が焦げて上は冷たいということになります。ソーセージを焼くのがギリギリです。

理由2:フライパン型の使用用途がほぼない

米同様肉や炒め物も焦げやすいため、あまり向かないのがチタンです。クッカーセットに深型のものとフライパン型の物がセットになっている物がありますがフライパン型の使用用途はほぼないでしょう。

そもそもチタンのフライパンを見たことがあるでしょうか?アルミの鍋やステンレスのフライパンを見ますがチタンは使用されていませんね。そういう事です笑笑

理由:3高価

チタンはアルミに比べて高価となります。アルミの方が重さこそありますが安価で使える幅が広いです。

理由4:意外とアルミと重さに差はない

アルミとチタンの比重と特徴は以下のようになります。

アルミ(ジュラルミン)[約2.7]・・・軽く耐食性や強度のバランスが良い。

チタン[約4.5]・・・耐久性はアルミの約3倍、鉄の2倍あり、また耐食性も優っている。金属アレルギーの人しかも安心して使える。

ここで勘のいい人は気付くかもしれませんがチタンの方が比重が重いのです。なぜチタン製品が軽いイメージがあるかと言うとアルミと同程度の耐久性を出す際に薄く出来、軽量化できる為です。焚き火台等大きい物ではなくクッカー程度であれば重さの差も大きくは出ない為チタンはおすすめしません。

理由:5見た目ではチタンかアルミかはほぼ分からない

 チタン=カッコいいみたいなイメージがありますが分かる人が見ないとチタンなのかアルミなのかは分かりません。実際に手に取ってみて薄くて軽い!これがチタンかとなることはあるかもしれませんがチタンのロマンをわかる人は少ないかもしれません。チタンの良さは自己満に終わりやすく、共感出来る友人がいて初めてマウントが取れるアイテムであると思います笑

チタンクッカーで出来ることとおすすめの人

湯沸かし特化で他の機能を必要としない人

ウルトラライトの登山を目指す人

上記のような人が向いていると思われます。湯沸かしそのものだけで有ればアルミとチタンでの有意差は少ない為気にならないと思われます。また、キャンプと違い1gさえも軽量したいUL装備で有ればチタンクッカーがおすすめ出来ます。これらからキャンプよりは登山向きなギアだと考えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?登山も行い軽量化を目指すので有ればチタン製のものを検討しても良いですが、それ以外ではアルミ製を検討してみてはいかがでしょうか?皆さん自分に合ったクッカー選びをしていきましょう!

記事を最後まで見ていただきありがとうございました:)

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA