キャンプ初心者からベテランまでペグを忘れたりポールが折れたりとテント設営でトラブルが起きることはあります。今回はテント設営にまつわる失敗とトラブルの対策をまとめていきたいと思います
- ペグを忘れた時の対策
- ペグハンマーを忘れた時の対策
- テントポールが折れたの対策
- ペグが刺さらない時の対応
- ペグが抜けない時の対応
- テント設営方法や撤収が分からない
ペグを忘れた時の対策
ペグを忘れた場合の対応としてはペグを作る方法とペグを使わずに設営する二通りの方法があります。
薪や小枝を使用しペグを作る

ペグと同じくらいの大きさ小枝を見つけて先をナイフなどで軽く尖らせてペグを作成するします。薪も同じように適当な大きさになるように割って作成します。注意点としては自立型のドーム型テントなどでは小枝ペグでも設営出来ますがワンポールテントやタープの場合は強いテンションがかかるためこの方法では折れてしまいます。
岩や石、木にガイロープを結びつける

簡単なロープワークを覚えるとペグが無くても木や岩にくくりつけてテントを貼ることが出来ます。この方法は登山でペグが刺さりにくいテント場の時によく活用しています。山岳用テントであれば石にくくりつけます。写真は最も簡単で丈夫なもやい結びの方法になります。
ペグハンマーを忘れた時の対処

ペグハンマーを忘れてペグが打てない時は石を使ってペグを打ち込む事で対応出来ます。この時間違って手をぶつける可能性が高いので手袋をしたうえで注意してやりましょう。
またペグ抜き付きハンマーを忘れてペグが抜けない時はペグでペグを引っ掛けて捻る事で簡単に抜くこともできます
テントポールが折れた時の対応
ドーム型テントのポールはワンポールテントと比較し細いため強風などで折れる場合が有ります。テントを購入した際にリペアポールが付属している場合が多いのでこれを使用します

折れた場所までリペアスプリントを通してそこでガムテープなどで巻き付けて補修します。ショックコードが切れた場合の破損は新しくコードを購入しないと修復不能ですのでその場での対応は困難になります。
ペグが刺さらない時の対応
河川や砂場、岩盤等の理由により地面が柔らかすぎるもしくは硬すぎる場合にはペグが刺さりにくいことがあります。その際は上記のロープワークで木や岩にくくりつける事で対処出来ます。木や岩がない場合車にくくりつけるの方法もあります。
事前に丈夫な鍛造ペグを用意しておく事でこのトラブルは回避しやすいです。無理に付属の安いアルミペグ等を打ち込むと折れるので注意しましょう。また強度は弱まり抜けやすくはなりますが、1本鍛造ペグが有れば一度打ち込んだらその鍛造ペグを抜いてその穴にアルミペグを打ち込むといった方法もあります。
ペグが抜けない時の対応
ペグを真っ直ぐ抜こうと思っても抜けない場合があります。その時の場合は捻ると抜けやすくなります。また前述したようにもう一本のペグを使ってペグを抜く方法だと力も入らずに簡単に抜けます。
テント設営方法や撤収方法が分からない
今はYouTube等の動画で設営方法が載っています。キャンプ場で電波が入らないことを想定して設営方法の動画をダウンロードしておくと良いです。自分はテンマクデザインのサーカスtc というテントを使用していますが初おろしの時の失敗として収納袋にテントが収まらなかったと言う経験があります。テント幕は手順に沿った畳み方をしないと上手く収納出来ない罠がありますので収納方法も動画を保存しておくとスムーズに片付けられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。どうしてもテントを立てることが出来ない場合は車中泊にすると言う選択肢もあります:)普段からキャンプに慣れてる場合には逆に新鮮な体験ともなります笑私はキャンプに来たのにテントそのものを忘れて車中泊にしたこともありますがそれはそれで楽しかったと今では思っています:)トラブルをも乗り越えるとまた一回り成長できるのでかポジティブに考えていきましょう
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました:)