ソロキャンプを始めたいけど何の動画を揃えたら良いのかわからない人に向けてソロキャンプに必要な7つの道具を紹介していきたいと思います!ここではその揃えるべきキャンプギアの優先順位と選ぶべきポイントをギア別にお伝えします:)
またこの記事ではデイキャンプや車中泊ではなく1泊のソロキャンプを想定しての紹介となりますのでご了承ください
- キャンプギアを買う上で考えるべき15のこと
- ソロキャンプで揃えるべき7つ道具
- 7つ道具それぞれ重視すべきことと選び方
- まとめ
1.キャンプギアを買う上で考えるべき15のこと
1)価格
高価なギアよりやはり安価なものですね
2)デザイン
自分が気に入ったデザインであることが長く使う上ではとても大切になります
3)重量
同じようなギアであれば軽量に越したことはありません
4)収納性
圧縮したらコンパクトになる物は持ち運びにも便利になります
5)サイズ感
ソロキャンプを想定した場合必要以上に大きい物である必要は無いです
6)安全性
火を扱うギアに関しては特に安全性が重要です
7)日常生活への活用性
どうせなら日常でも使いやすい食器等普段使いも出来て嬉しいですね
8)性能・機能性
一つで二役の物であれば結果的にコストや重量を抑えることにもなります
9)色
バラバラの色合いのものを買うと纏まりが無くなるので同じ色のものを集めていくと統一感が出ます
10)キャンプスタイルやレイアウトに合うか
無骨スタイルのギアの中にひとつポップなタープだと気持ちが悪いですしね…
11)素材
素材によって価格や特徴が大きく変わりますのでギア選びには大切になります
12)丈夫さ
外で使う物なので壊れやすい物よりタフで耐久性のあるものを選びましょう
13)耐水性能
雨の日を想定して耐水性能はどのギアもあった方が間違いないです
14)拡張性
ヘリコックスのチェアーやゴールゼロ、スノーピークのIGTなど追加商品が多いとより便利になったり楽しめます
15)燃料
ランタンやバーナーなど燃料を統一した方が荷物が減るため確認しておきましょう
ソロキャンプで揃えるべき7つ道具
それぞれの道具の選び方について簡単に下記の記号で解説していきたいと思います
◎最優先すること
◯優先すること
△視野に入れるべきこと
×考えるべきでないこと
優先順位1位)テント

◎デザイン◯サイズ感△素材×価格
まずキャンプする上で必要不可欠なテントが最優先と判断しました
キャンプギアの中でも最もお金がかかるものではありますが母となる部分ですので選ぶ際にはデザインを最も重要すべきです。またテントをベースにレイアウトを決めたりしていくので荷物が沢山で入りきらないと言うことや逆に大きすぎて設営が大変だったりスカスカのサイトにならないようにサイズ感も重要となります。焚き火をテント近くでやりたい人には火の粉に強いコットン生地やポリコットンを、手軽にキャンプに行きたい人はポリエステル生地などスタイルに合わせて素材を選びましょう:) テントをケチってしまうと愛着が湧かなかったりテントが壊れたりとソロキャンプを楽しむことが出来ませんので価格は気にしないことをオススメしています
優先順位2位)ランタン(LEDランタン)

◎燃料(電池)◯性能(明るさ)△重量×デザイン
2位には夜間も過ごす上で必需品となるランタンをあげました
ソロキャンプビギナーの方には圧倒的にLEDランタンをおすすめします。ガスランタンやガソリンランタンは明るさこそありますが扱い方が分からないといけない上にテント内で使用不可で重く大きいです。テント内を明るくしようと思ったら結局LEDランタンが必要だと言うことです。
購入する上で明るさの指標となるものがルーメンです。ゴールゼロと言うLEDランタンを使っていますが150ルーメン有ればソロキャンプのテント内を照らすには十分すぎるくらいです。
視野に入れるべき項目としては重量を上げました。小さく軽量なもので吊り下げが出来るものを選べると良いです。と言うのも高い位置から照らすことが出来るとランタンポールを買う必要がないと言うメリットと上から照らすことで影が出来ないので影で物が見えないと言うことがないからです。
重要視すべきでない項目としてはデザインです。ソロキャンプにハマってきた時に2台目のランタンとしてオイルランタン等をロマン枠としてデザインを重視し購入すれば良いためです。なので1台目はテント内で使える明るいLEDランタンをまず購入しましょう
優先順位3位)シュラフ

◎素材(FP)◯機能性△耐水性能×丈夫さ
キャンプデビューでシュラフは高くて買えないと言うことで布団を持っていっても良いですが汚れて嫌な思いをしますのでシュラフを購入しましょう。
最も重視することは素材でありダウンであることです。同時に△の耐水機能について説明したいと思います。シュラフの素材は主にダウンか化学繊維になりますがダウンは高い暖かい軽い結露に弱い、化学繊維は安いかさばる結露に強いと言うメリットがあります。初心者キャンパーには化学繊維シュラフをすすめる事が多いと思いますが最近のダウンシュラフはメリットはそのままで耐水性があり結露に強いものが沢山あり、価格こそ高いが上位互換になりうるためダウンをおすすめします。ナンガ (NANGA)であればオーロラライトシリーズが防水透湿性に優れ、イスカ(ISUKA)であればダウンプラスシリーズが撥水加工され結露に強くシュラフカバーを必要としません。またダウンの膨らみやすさの指標であるフィルパワー(FP)と言うものがあり同じダウン量であればフィルパワーが高いものの方が暖かくなりますので購入時の目安にすると良いです。
機能面としてFPに関連しますが快適温度と限界温度と言うものが重要となります。前述したようにシュラフの暖かさはダウンの量とFP(と細かく言うとボックスキルトのような構造)で決まります。快適温度は文字通りメーカーがこの気温までなら快適に眠れますと推奨する温度で限界温度(下限温度)はギリギリ眠れますと言うもの。個人的な体感ですが実際にはどちらも低めに設定されている為+5度くらいを見積もると自分に合ったシュラフが選べます
重視すべきでない項目としては丈夫さをあげていますがこれはナンガ のシュラフは生涯保証である為です。mont-bellやイスカよりもやや高いナンガ のシュラフですがシュラフカバー要らずで生涯保証と最強な為あまり丈夫さは重視する必要がないと言うことでした
優先順位4位)マット

◎素材(寝心地)◯性能(R値)△サイズ×デザイン
シュラフと同じくらい睡眠の質に関わるのがマットであり比較的優先度が高いです
素材にはインフレーターマットやウレタンマット、エアーマット等様々なものがありますが自分はエアーマットの沈み感が苦手で登山などでは軽量なエアーマットですがキャンプではウレタンのものを使ったりもします。一度店で寝てみたりして自分に合う素材を選ぶことがマストになります。
性能面としてはマットの断熱性を示すR値があり、目安は以下の通りです■R値1.0以上は春、夏■R値2.1以上は春、夏、秋■R値3.3以上は冬となりますので目的に合うものを選ぶとコストも抑えられます。
体が大きい人や寝返りをよく打つ人は幅広なもの選ぶようにするといいでしょう
マットはシュラフで隠れるためあまりデザインは気にすることがありませんので優先順位としては低くなります。またデザインのバリエーションも然程出てきませんので色味だけ気にして購入すると良いかと思います。
優先順位5位チェアー&テーブル

◎サイズ感◯収納性△日常生活への活用性×素材
ブルーシート等での地べたスタイルと言う方はあまり必要ありませんが基本的には用意するものですね。
テーブルやチェアー特にテーブルで重要となるのはサイズ感であると思います。テントの大きさに対して小さすぎても大きすぎてもバランスが悪くなります。
家のテーブルや椅子を想像するとわかりますがこれを持っていこうと思うととても邪魔でかさばりますのでヘリノックス のチェアー等コンパクトになるものがおすすめとなります。
折角かっこいいチェアーやテーブル買ったら家でも使いたいと言う考えがあり視野に入れるべき項目としては日常生活への活用性を入れてみました
重要ではないものとして素材を選びました。木製の温かみのあるものや渋いアイアンテーブル等デザイン含めて好みで良いかなと思います。
優先順位6位焚き火台orバーナー

焚き火台◎丈夫さ◯デザイン△機能性×重量
バーナー◎安全性◯収納性△機能性×デザイン
調理する上で火器が必要になりますが無くてもキャンプができるので6位の位置付けです。純粋にキャンプを楽しみたい人は焚き火台を、登山やハイキングも視野にバックパックキャンプを想定している人はバーナーがおすすめです。焚き火台とバーナーで趣旨が異なるので分けて解説します。
焚き火は高温になり熱により金属が曲がる事もあり歪む場合も多いため丈夫さが大切です。耐久性と同時に重心が高いものや足が不安定な物は転倒する危険もあるのでしっかりしたものを選ぶ方がいいでしょう。
バーナーと異なりロマン枠ですのでデザインは重視して選んで良いと思います。ただ焚き火台プラス調理もする場合フライパンなど置く五徳があるか機能面にも注意が必要です。
ロマン枠ですので重さは特に気にせずに購入してもいいと思います。自分は超軽量のNINJA FIRESTANDと重量級であるスノーピークの焚き火台両方持ってますが火を扱う為強風時は重い安心感もあると感じています。
優先順位7位調理器具

◎日常生活への活用性◯機能性能△価格×重量
ソロキャンプで必要なものの中では家にあるものでほとんど代用出来る為最下位の位置付けにしました。
折角買うなら家でも使えるマグカップやお皿だとコスパが優れますよね。ガスバーナーに使用するクッカーに関してはメモリがあることやアルミであること、注ぎ口があることなど機能面にも目を向けたいところです。その他にはメスティン等煮る焼く蒸すが全て出来るものは便利ですね。食器類はアウトドア用品でなく生活用品ですので100均などで類似した性能やデザインで安い製品を探すことも出来価格を抑えやすい特徴があります。
重量に関しては登山であれば重さを切り詰めていきますがチタンクッカーが湯沸かし以外不器用な一面もあるためおすすめできないため重視はしてません。
まとめ
ソロキャンプではテント・(LED)ランタン・(ダウン)シュラフ(寝袋)・マット・椅子&机・焚き火台orガスバーナー・調理器具が揃えばソロキャンプに行けます!
そう思うとそんなに必要な道具はないんです:)それぞれが高価になりがちですが是非自分に合った道具を揃えてソロキャンプをしてみましょう:)
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました:)